マクロ禁止の話
本日は企業様のマクロ禁止の話をしようと思います。

Panasonicがマクロを禁止にするという記事を見かけました。
正直びっくりです。
参照元は
今回はExcel・Access講師として様々な企業様の業務効率化を実現してきた立場から
お話をさせていただきます。
まず、マクロを禁止にする理由を見たところ
引継ぎしやすいシートに重きをおいているそうです。
簡単な話ではないですがこれは
マクロを使えるようになって問題解決して下さい。
それくらい自己研鑽しても良いのでは?と思ってしまいます。
そもそも大企業であれ、私の経験上はそこまでマクロを使っているファイルは多くないです。
扱う人がそこまで多くないマクロファイルは自己研鑽が出来る方であれば習得はそんなに難しくない内容もあります。(内容によっては複雑なものもありますが)
なので社内で数人マクロを扱える方がいれば何も問題ないのです。
もし、マクロを扱える方がいないのであれば社員にマクロの研修などに参加出来るようなシステムを導入すれば良いと感じます。
そこまでしてでもマクロを維持するべき理由は、やはりびっくりする程の業務効率化が出来る点です。
もう1つマクロを禁止にする理由で
マクロを使わなくても関数でどうにかなるという考えがあるそうで
これに関しては、声を大にして言いたいです。
自己研鑽が出来ない方の多くは、【消すんです】
関数を消すんです。関数を消してしまうんです。
そして消した状態で上書き保存するんです。
してしまうんです。
なので、消してしまう方の事情も考慮するとあまりシートに関数を入れるべきでないと考えます。
そうなると必然とマクロを組んだ方がユーザーからすると「消してしまった」や
「何かよくわからないけど関数が消えた」などの事故が無くなります。
さいごに
訪問する企業様のExcelファイルを拝見させていただき
「関数でいくべきか」「マクロでいくべきか」を判断して
状況に応じて変えています。